こんにちは!代表親方の髙橋です。
本日は昨日のうちに水洗いをした屋根の下地調整を行いました!
まずは板金部分の目荒らしをして下塗り塗装です。
上塗り塗料との密着をよくする為の下塗りですが、板金部分には錆止め効果のある塗料を使用。
明日行う屋根全体の下塗りには、浸透性の高い下塗り塗料で劣化した屋根を内部から強化していきます。
(ちなみに下地強化の効果+防カビ・防藻効果もあります)
それぞれ塗装する部位や痛み具合にあわせて塗料を使い分けて作業を進めています。
次に錆止め塗装後は屋根のひび割れ補修を行いました。
ひび割れの補修方法についても、塗料同様に屋根の状態に応じて適切な補修を行っています。
ひび割れ補修には主に2種類の方法があります。
最も一般的なのは、↑このようにひび割れ部分にコーキングを充填して塞ぐという方法が多くの職人さんが行う補修方法になります。
今回の現場では「タスマジック」というスレート屋根専用補修材を使用して、より頑丈に補修いたしました。
こちらの部分は表面だけの割れではなく、裏側まで割れてしまっているようです。
通常のコーキングによる補修では表面しかカバーできないため、秘密兵器「タスマジック」の出番となりました!
浸透力に優れた強力な補修液を数回に分けてひび割れ部分に流し込んでいくのですが、周りに補修液が流れ出てしまうのを防ぐため、また重なっている下の屋根材と接着してしまわないように専用のプレートを差し込み作業を行います。
補修液を流し終えたら、専用のフィルムを貼り付けて抑えること数時間で完全硬化。
フィルムやプレートを抜き取り補修完了です。
今回は冬場ということもありますので、このまま明日までしっかり乾燥するのを待ちます。
一般的なコーキング補修に比べてタスマジックの何がすごいかというと、補修材が表面から裏側まで浸透して両面からの補修が可能になります。
その結果、補修後の強度はなんと「元の屋根材の2倍!」になりますので、力強く踏みつけても割れないほど頑丈な屋根に直すことができます。
もちろんコーキングによる補修で十分な場合もありますが、しっかりと直したい場合や、割れがひどい場合には「タスマジック補修」とってもおすすめです!
ワタルペイントでは、初回訪問の際に営業マンではなく一級塗装技能士がしっかりとお家の状態を調査いたします。
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