こんにちは!代表親方の髙橋です。
早いもので、年内にお仕事をさせていただくのも最後の一週間となりました。
そんな本日は屋根の断熱塗装を施工してきました。
使用しているのは断熱塗料の定番「日進産業ガイナ」です。
ガイナは度々テレビなどでも取り上げられている為、一般の方でもご存知の方も多いと思います。
JAXAのロケット塗装の技術を住宅用塗料として製品化された断熱塗料で、「夏は涼しく・冬は暖かい」という夢のような塗料です。
とても機能性の高い塗料ですが、当然正しく施工しなければ効果を発揮することはできません。
今日はガイナの仕上げ塗装1回目を行ってきましたので、その模様をご紹介します!
まずは錆止め塗料で下塗りを行った板金部分に「捨て塗り」を行います。
通常の塗料の場合には、あまり行うことのない工程ですが、少々塗りずらい塗料のガイナを綺麗に仕上げる為にはとても大切な作業です。
捨て塗りの際は塗料と水を1:1で希釈してツルツルとした板金面に塗っておくことで、後に行う仕上げ塗りがよく食いつくようになり均一に塗料を塗布することができます。
捨て塗りせずに仕上げ塗りを行うと、ローラーがうまく回らずにムラだらけの仕上がりに・・
捨て塗り後には、本来の希釈率で調合した塗料を塗装していきます。
ガイナは一般的な塗料よりもドロドロとした塗料で、なんと成分の80%が断熱セラミックビーズで出来ています。
板金部分など細かいところの塗装が終わったら、大きなローラーに持ち替えて全体の塗装を行います。
ガイナ標準色の「72-70L」を全体に塗装して、屋根の雰囲気がガラッと変化しました♪
本日の作業はガイナ塗装の1回目を行いましたが、ガイナの効果を最大限発揮する為には規定量通りに塗料を塗ることが重要です。(1平米あたり0.4㎏塗布、1缶で30〜35平米塗装可能)
その為、明日と明後日の2回、今日と同じ作業を繰り返し行います。
下塗り後にガイナを合計3回塗装して仕上げるわけですが、実は2回で仕上げることも可能です。
しかし、一般的な塗料よりもドロドロとした塗料のガイナを2回塗りで規定量塗布しようとすると、塗装の仕上がりがゴテゴテとして見栄えの悪い仕上がりになりがちです。
ワタルペイントでは、見た目も美しく、性能を最大限引き出せるように手間を惜しまずこだわりをもって施工させていただきます。
断熱塗料の「ガイナ」気になる方は是非お問い合わせください♪