こんにちは。いつも親方コラムを読んでいただきありがとうございます。
外壁塗装の見積書を見て「ケレン」とは何か、疑問に思われた方も多いのではないでしょうか。
今回の記事ではケレン作業の必要性や目的についてご説明いたします。
ケレン作業は塗装工事において、仕上がりや耐久性に大きく影響する非常に重要な工程になりますので、ぜひ最後までご覧ください。
ケレンとは?
塗装工事のケレンとは、塗装前の下地処理として鉄部や木部などの表面に付着した汚れやサビ、古い塗膜などを除去する作業です。ヤスリや電気工具を使用します。
外壁塗装ではケレンがけの前に高圧洗浄でしっかりと汚れを落としていきますが、どうしても落としきれない残った汚れを取り除くためにケレン作業がおこなわれます。
また、塗装面がツルツルした状態だと、塗料をしっかりと密着させることが難しいため「目荒らし」としてあえて表面に細かな傷をつけることで塗料の密着を良くする作業も含まれます。
目的
①塗料の密着を良くする
ケレン作業をせず、古い塗膜の付着やサビなど劣化症状が現れているまま塗装をすると、塗料の密着性が損なわれてり、早期に錆が発生したりしてしまいます。ケレン作業で汚れを落としたり目荒らしによる下地の調整をすることで、塗料の密着性を高めることができます。
②塗料の効果を長持ちさせる
塗装工事をするからには、1日でも長く綺麗な状態で長持ちさせたいですよね。
その為には、もちろん長持ちする塗料を使う事も大切ですが、塗料以前に適切なケレン作業が行われることで塗料がもつ性能を最大限発揮でき長持ちさせることができるのです。
ケレン作業を省くと、耐久性の良い塗料を使用しても、2〜3年で劣化してしまうケースもあります。
③仕上がりを美しくする
汚れが付着した状態ではいくら塗装しても、塗膜に凸凹ができてしまい綺麗な仕上がりになりません。しっかりとサビや古い塗膜を除去することで、塗料を均一に塗布できるようになり美しく仕上げることができます。
ケレンがけをしないとどうなる?
ケレン作業が必要かどうかは塗装業者が状況を見て判断します。サビの発生や古い塗膜が残っていないような場合には、ケレン作業が不必要だと判断されるケースもあります。ですが、必要であるにも関わらずこの作業を怠ると、どんなに優れた塗料であっても数年ですぐに剥がれやひび割れを引き起こしてしまいます。
剥がれた箇所から雨水が浸入し、雨漏りする危険性があるので注意が必要です。
トラブルを避けるためにも見積書にケレン(下地調整)が記載されているか確認をしましょう。
「素地調整」「表面処理」などと記載されているケースもあります。ケレンがおこなわれるかわからない場合は
業者に確認することをお勧めします。
業者の中には、ケレン作業を省いたり大変だからと丁寧におこなわない悪徳業者も残念ながら存在します。トラブルを防ぐためにも信頼できる業者に依頼することが大切です。
まとめ
ケレン作業は仕上がりを美しくするだけでなく、耐久性を高めるためにも重要な作業です。
ワタルペイントではケレン作業も心を込めてじっくり丁寧におこなっておりますので、ご安心くださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
最後に
私たちワタルペイントでは、横浜市保土ケ谷区を中心に職人直営の外壁塗装専門店として日々活動しております。
塗装工事の国家資格を持った代表自身がお客様のご自宅にお伺いして、時間をかけて隅々まで調査した上でそれぞれのお家に最適なプランを複数ご提案しております。
もちろん調査、お見積もりは無料で行っておりますので、「まだやるかわからないけど、ちょっと見て欲しい」といった方でもお気軽にご相談ください。
一人一人のお客様と誠実に向き合い、心を込めてご対応いたします。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。