高圧洗浄とは、高圧洗浄機を使用して何年もかけて溜まった汚れや苔、藻、カビなどを強い水の圧力で洗い流す作業のことです。高圧洗浄は何のためにどのようなことを行うのか、わかりやすく解説いたします。
外壁塗装をお考えの方は、ぜひこの記事を最後まで読んでみてくださいね。
高圧洗浄について徹底解説!
①高圧洗浄は絶対に必要?
答えは絶対に必要です。高圧洗浄をせずに塗装を行うと以下のようなデメリットが生じてしまいます。
・塗料が十分に密着せず綺麗に仕上がらない
・塗装してもすぐに塗膜が剥がれてしまい早々にダメになる
・塗りムラができてしまう
いずれも塗料の機能性が100%発揮できずに起きてしまう事です。
古い塗料が劣化している場合、そのまま上から新しい塗料を塗っても塗料が均一に塗布されず、うまく密着しない可能性があります。
こういったことが起きないようにするためにも、塗装前の高圧洗浄は必須となります。
②洗浄剤を使用した「バイオ洗浄」について
基本的には水だけで高圧洗浄を行いますが、水だけでは十分に落ちない苔、藻、カビなどがある場合には、特殊な洗浄剤を使用した「バイオ洗浄」を行うこともあります。
バイオ洗浄は壁面や洗浄する箇所に洗浄剤を添付し、少し時間を置いたあとに洗浄剤で浮かせた汚れを高圧の水道水ですすぎ洗いするという手順です。
汚れが残ったまま塗装をしても、菌は再び繁殖してしまいます。苔、藻、カビが多く発生している場合はしっかり菌の根から死滅させてから塗り替えをする必要があるので、汚れがひどい場合には洗浄剤をした高圧洗浄を検討した方が良いと思います。
③高圧洗浄の作業時間について
高圧洗浄は、作業工程の中で足場の設置の次に行われる作業です。事前に近隣住民の皆さまには挨拶を行い、建物の周囲を確認してから作業を開始します。
作業にかかる時間は家の大きさ、築年数にもよりますが、1日(7〜8時間)となります。作業後は外壁や屋根が完全に乾き切ってから次の工程に進みます。季節や天候によりますが、1〜2日乾燥させることがほとんどです。水分が付着したまま塗装を行うと、塗料の水分が太陽光で膨張し膨れやムラができてしまう場合も。
また、外壁塗装会社が行う高圧洗浄は、塗装を行わない玄関アプローチや駐車場など建物の周りも、綺麗に洗浄することが多いです。もちろん、ワタルペイントでも行っていますよ♪
高圧洗浄の注意点について
①窓は全て閉めましょう
窓やドアを少しでも開けたままにすると、水が入り込んでくる可能性があります。
また、鍵がかかって居ない窓は強い水圧により開いてしまうこともありますので、しっかりと閉めましょう。
②洗濯物は外に干せません
高圧洗浄を行う日は汚れた水が洗濯物にかかり汚してしまう可能性があります。
そのため、洗濯物を外に干すのことはできません。
高圧洗浄の日だけでなく、基本的に塗装工事の間は室内干しをお願いしています。
まとめ
綺麗に長持ちする外壁塗装にするためには、高圧洗浄は重要な作業になります。
どんなに良い塗料を使用しても下地処理をしっかり行わなければ、外壁の早期劣化につながってしまいます。
高圧洗浄の必要性をしっかり理解して、納得のいく仕上がりにしましょう。
私たちワタルペイントでは、横浜市保土ケ谷区を中心に職人直営の外壁塗装専門店として日々活動しております。
塗装工事の国家資格を持った代表自身がお客様のご自宅にお伺いして、時間をかけて隅々まで調査した上でそれぞれのお家に最適なプランを複数ご提案しております。
もちろん調査、お見積もりは無料で行っておりますので、「まだやるかわからないけど、ちょっと見て欲しい」といった方でもお気軽にご相談ください。
一人一人のお客様と誠実に向き合い、心を込めてご対応いたします。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。