ご自宅が塗り替え時期になり、これから塗装工事を計画されている方は業者選びや色選びなど考える事が多くてとても大変ですよね。
無事に信頼できる業者が見つかり具体的な工事日程も決まったという方でも、ご近所の方への挨拶はどうすればいいのかなと不安に思われている方も多いと思います。
今回の親方コラムでは、お客様からもよく聞かれる「工事前の近隣挨拶」についての記事となります。
ワタルペイントでは、工事開始の前に必ず工事案内と粗品を持ってご近所様に挨拶回りをさせていただいておりますので、その際に特に気をつけている重要なポイントを詳しく解説いたします。
近隣挨拶はなぜ必要?
今まで近所で工事があった時は特に挨拶がなかったという場合も意外と多く、うちは近隣挨拶をしたほうがいいのかな?と悩まれているお客様も時々いらっしゃいますが、塗装工事をする際は必ず事前にご挨拶をするべきだと思います。
なぜなら工事期間中はご近所の方にも何かとご迷惑をおかけしてしまう事があるからです。
その為、挨拶をせずに工事を開始してしまうと後に近隣トラブルが起きてしまう場合もありますので、工事が決まったら当然のマナーとして事前に挨拶に伺いましょう。
挨拶せずに起こりがちな近隣トラブルの原因
・足場仮設作業の騒音
(足場仮設工事では鉄パイプをハンマーで叩く音やボルトを締め付ける音などが常に発生してしまいます。一般的な大きさのお家でも半日から1日程度作業が続きます。)
・溶剤塗料のシンナー臭
(臭いが少ない水性塗料が増えてきている現在でも、住宅塗装工事ではまだまだ溶剤塗料は多く使用されていて、当然作業中はシンナー臭が発生してしまいます。)
・工事車両の駐車
(工事中はトラックやバン等の工事車両をお家の前に駐める場合が多くあります。場所によってはご近所の方の通行の妨げとなってしまうことも)
・高圧洗浄時の水飛沫
(屋根や外壁を洗うと跳ね返った水飛沫が飛散してしまう場合があり、近所の車や洗濯物などを汚してしまう恐れもあります。)
ざっと例を挙げても塗装工事にはこれだけのトラブル原因があります。
これらの事が工事期間中、毎日続いてしまうと当然ですがご近所の方にはご迷惑となりストレスを与えてしまう恐れがありますよね。
こういった事が原因でトラブルに発展してしまう事のないように、きちんと工事の説明をしておく事がとても重要です。
挨拶の際に伝えるべき3つのポイント
ここまで読んでいただいた方はどうして近隣挨拶が重要なのかお分かりいただけたかと思います。
ここからは挨拶に伺った際にどういったことを伝えるべきなのか、もうすこし具体的に解説していきます。
業者さんによっては、きちんとご近所の方へ工事説明をしてくれる場合もありますが、全くしないという業者さんもいますので、ご自身だけで挨拶回りをされる方はこれらのポイントをお伝えするようにしていただけるとトラブルを未然に防げると思います。
①工事期間を必ず伝える
いつ頃からいつ頃まで工事を行う予定であるかをしっかりとお伝えいたしましょう。
工程管理表などの資料をお渡しするとご近所の方にも工事の具体的なスケジュールを理解してもらいやすいので、より安全に工事を進められるでしょう。
②工事内容を説明する
工事期間だけではなく、どういった工事をするのかについてもお伝えするといいでしょう。
作業内容によっては特に注意していただく必要がある為、足場仮設など危険が伴う作業については作業を行う具体的な日時などについてもご説明するようにいたししましょう。
作業内容によっては家の前に工事車両を駐車する場合や車にカバーを掛けさせていただく場合などがあるので、事前に許可をいただく為にも工事内容はしっかりと説明する事が大切です。
③工事担当者の連絡先を伝えておく
ここまでしっかりと事前にご説明をしていても、工事中はなにが起きるかわかりません。
ご近所の方は何か思う事があっても、現場の職人やお施主様には直接言いづらいといった事もありますので、万が一ご近所の方が工事に関してなにか気になる事があった場合に、お気軽に連絡していただけるように工事担当者の連絡先をお伝えすると安心だと思います。
まとめ
塗装工事を安全に完了するためには、必ずご近所の方にご協力いただく必要がございます。
工事を依頼した業者さんが近隣挨拶などを行なってくれないという場合には、必ずご自身で挨拶と工事説明を行いましょう。
その際はこの記事に書いてあるポイントをお伝えする事でトラブルなく安全に工事を進めていく事ができると思いますので、ぜひ参考にしていただければと思います。
私たちワタルペイントは、横浜市保土ヶ谷区を中心に職人直営の外壁塗装専門店として日々活動しております。
塗装工事の国家資格を持った代表自身がお客様のご自宅にお伺いして隅々まで調査した上で、それぞれのお家に最適なプランを複数ご提案しております。
もちろん調査、お見積もりは無料で行っておりますので、「まだやるかわからないけど、ちょっと見て欲しい」といった方でもお気軽にご相談ください。
一人一人のお客様と誠実に向き合い、心を込めてご対応いたします。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。